PR 清野裕司 氏 新刊のご紹介

12月に出版されました清野裕司先生のご本をご紹介させていただきます。

2014年から経営者やIR/PR、マーケティング関係の方々に海外に向けて情報を発信したり、販売したりするためのヒントになるようなことをご提供できればと思い、ブログ「ザ・九州特区」をスタートさせました。このブログで、マーケティングの記事を2年に渡り、寄稿していただいたのが、清野裕司先生です。

このたびこれらの記事を、先生が加筆編集し発刊することになりました。

筆者の清野先生はこの本で、世の中の出来事や変化を見るのではなく、「風を聴く」ことだと私たちに伝えています。風を聴くとは同時に風の心地よさを感じたり、寒さを感じたりすることができるからでしょう。「感じる力は新たなものを生み出す脳力(能力)」だと、先生は言っています。まさに体感していろんなことを「気づく」ことが大事だと。雨が降って来て、慌てて通りすがりの店で100円傘を買う。これをやめ、あえて濡れてみることの大事さがあるような気がします。
それが、経営やマーケティング、そしてコミュニケーションの一歩となります。

是非、お読みいただければ、弊社としてもこの上ない喜びです。

2016年12月吉日
株式会社ジパング・ジャパン 
代表 吉野 晋吾

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「清野裕司のマーケティング考 風を聴く」

今、経営に新たな思考力が求められています。市場にはどのような風が吹いているのでしょうか。風の音に耳を澄ませていると、次代に向けた風の通り道から、マーケティング思考で未来への道標が浮かんでくるかもしれません。それはまた、自分の心に吹く風の音を聴くことにも繋がるのではないか考えました。

※内容の案内/購入手続きはコチラ

http://www.mapscom.co.jp/kazewokiku.html

PR 永濱 利廣 氏 新刊のご紹介

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お世話になっております。

さて、本日下記の書籍が出版となりましたので、ご案内させていただきます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

60分でわかる「マイナス金利」

第一生命経済研究所

首席エコノミスト:永濱利廣(監修)

 

(ご購入はお近くの書店か本の表紙をクリックしてください。)

2016年1月29日に日銀の金融政策決定会合で決定され、2月16日から実施された「マイナス金利」。

プラスであることが当たり前の金利がマイナスになるとは、いったいどういうことなのか?

日本の経済を再生する原動力となるのか?

そして、私たちの生活にどのように関係するのか?

誰もが疑問に思うことを、Q&A方式を用いて簡潔に解説していきます。

 

私たちは何をどう取り組みたいのかーまことに勝手ながらの意見ー

未来社会を考えるために勝手ながらの史観で考えてみる。

「楽」したい。最近よく思う。人間の一番の願いは「楽して生きたい」であろう。気楽に人生を謳歌してみたいものだ。しかし楽するためには、「生産性の向上」がなければいけない。単位時間当たりの収入が増えないといつまでもたっても楽はできない。生産性の向上こそが人類の望みなのだと勝手に決めつけてみた。

 

人類の最初の産業は農業だった。が、狩猟生活から農業生産に移ったこと自体を進化とはいえない。なぜなら、農業生産を拒絶していた民族もあるからだ。日本人は最終的に農業を受け入れたが、一気にというより遅い歩みだった。海に囲まれた日本では当初農業より海産狩猟の方が生産性が高かったためだ。海でも陸でも日常生活を支えてくれる豊穣神をあがめ、生産性の向上こそが進化だった。

 

農業生産が本格化すると農業の安定した生産性は日本を変える。神の与えた生産性の向上は日本人に余剰時間と余剰階級を与えたのだ。前者はモノづくりを加速させ、後者は政治制度を発展させた。職人(専門家)と支配者(政治家)が誕生した。これまでは「生活とは何ぞや」の歴史のテーマで時代は流れていたが、この時から近代に至るまで、政治が歴史の中心的テーマとして記述されていくようになる。政治の時代の始まりだった。

 

日本人は「政治とは。統治とは何ぞや。」を考えた。そしてその究極が「人を殺傷する」正義があるということにたどり着く。農業の拡大は人の定住と集中を促し、狩猟生活時に比べ、子育てが楽になるため人口は常時増加傾向となっていた。人口増加は常に生産性を超えて拡大し、再分配が大きな問題となり続けた。そこで粛清や侵略が正当化される。武士の教えにそのことは記されている。武士道は新渡戸稲造によって美しく書かれたが、究極のところ、自他含めた殺人の正当化の理論である。この時から神に代わって、死後を考える仏教が宗教の中心となった。

 

モノづくりはこの時代内側に押し込められていき、統治技術は武士を通し外側に広がっていく。時代が次に大きく動くのは近代を待たなければいけなかった。次の新しい時代はお金に価値(金利)を与えた。この新時代から通貨は正確性と迅速さにおいて最高の情報媒体になった。価格という記号情報がモノを、そして世の中を大きく動かす時代となる。

 

またこの情報媒体はいち早くマーケットを見つけるのに適していた。マーケットが目の前に突然現れると、それまで内側に(身近な生活に)向いていたモノづくりが外に向かって動き始める。それと同時に過去1500年培ってきた政治技術は組織という新しシステムを形成し、モノづくりが産業になるのを助けた。この時代は「金儲け」とは何ぞやが最も大きな歴史的テーマになり、最も豊かな国が世界を支配するビジネスの時代となった。

 

しかし近代は政治をさらに外側に広ることに成功し、人類は組織的な大戦争を経験しなければいけなかった。また巨大マーケットの恩恵を得るためにはグローバルスタンダードの根本思想であるキリスト教的思考および行動を学ぶ必要に迫られた。ビジネスの時代は今も継承されている。経験したことのない生産性の上昇に日本人は踊らされ、神を忘れたのかも知れなかった。

 

さてさて、未来はどうなるか?

IT技術が大きなカギになろう。貨幣はあくまでも単純な記号情報に過ぎなかったがITはその何万倍の情報を、貨幣より早く広く正確に伝える能力を持つ。モノづくりは巨大マーケットを目指して外に大きく広がるだけでなく、今後は複雑な情報をもとにうまれる多種多様性と、一方でわかりやすいストーリー性が強く求められてくるだろう。

 

多様化の進展は政治の限界を明らかにしていくかもしれない。そして政治は今まで以上に内側に深く入っていかざる得なくなるだろう。1500年に及ぶ政治制度の進化のスピードは急速に落ちるかもしれない。政治の時代の終焉かもしれない。人々は政治家に任せるよりも、ITを使って多種多様で大量の政治的意見・見解をまとめ上げるほうが効率がいいことに気付くかもしれない。

 

そしてITは価格情報を凌駕するだけでなく、価格単位をも変える。すでに株式マーケットのアルゴリズム売買は1円単位以下で高速取引がなされている。我々の身近な取引やサービスは0.001円単位で高速に評価されるかもしれない。0.001円の商品であっても1000人の人が買えば1円になるし、100万人では1000円に。さらに100年先の先物買いが入れば合計100億人の人が買うことになり、1000万円の価値になる可能性もある。これもITのなせる業か。人類が経験してないマーケットや取引が始まるかもしれないし、それまで見捨てられた1円以下の価値を集めた組織性の弱い巨大資本が生まれる可能性もある。

 

これまで単純化が生産性を上げていたのが、多様化こそが生産性の向上のカギになることがIT社会で証明されれば、快適な生活を守るために政治があるという考えが、うそっぽく聞こえるようになるかもしれない。人々は誰かに統治される安心よりも、自分で生活の質を高めることに興味を強く持つようになるだろう。これは古代人が「生活とは何か」をテーマに考え生きてきたことに戻るのかもしれない。そして宗教は目にみえない部分を語る宗教よりも、目に見える日常文化を語る現世的な神に代わっていくかもしれない。

 

一番大きく変わっていくのはモノづくりだろう。本当に自分の人生を豊かにするものとはなにか。狩猟のために作った道具や農業のために作った道具、そして日常生活を豊かにするために作った道具とは何だったのか。そしてマーケットに翻弄されたモノづくりとは何だったのかを考えていけば、きっと未来の人たちがヒントにするようかストーリーが生まれるのではないかと信じてみたい。

 
ザ・九州特区管理人 (株)ジパング・ジャパン 代表 吉野 晋吾

 

PR 永濱 利廣 氏 新刊のご紹介

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お世話になっております。

さて、1/7に永濱先生の書籍が出版されましたので、案内させていただきます。

何卒よろしくお願いします。

http://www.seishun.co.jp/book/16673/

(ご購入は上のURLからもできます)

 

 

 

 

 

企画提案、事後報告、業界予測──。自分のやりたい仕事を通すには、わかりやすさと説得力を兼ね備えたレポートをつくる力が欠かせません。でも、多くは「表やグラフを多用しすぎ」「論旨が脱線」「とにかく長い……」など、“残念なレポート”になってしまっています。長年、業界のプロや一般読者を対象に“読ませるレポート”を作成してきたエコノミストが、どんなレポートも見違える大原則を公開します。

 

年頭のご挨拶

STORY 2016

 文字がない時代から印刷が普及するまでは人々のコミュニケーションは口伝え(ものがたり)が一般的でした。しかし印刷技術が発展し、ビジネスの組織化が進むと、仕事上でのコミュニケーションは、ストーリーから報告書やマニュアルなどに代わっていきます。さらに20世紀に入り、職業の専門化が進むと、業界用語、専門用語などより記号化されたものになっていき、ストーリーはビジネス上効率が良くないものとみなされます。そしてビジネスは記号によって分析され、評価されるようになりました。この記号化されたコミュニケーションは教育の普及とともに拡がります。

  私が20年前証券から広告の世界に入った頃、大きな仕事をしてきた先輩によく言われました。「これだけお金をかけたからと言ってすぐに効果があがると思うな。広告は砂漠に水を撒くのと同じなのだ」と。「最初はどんなに水をかけても浸み込むだけで、量が少ないとすぐに干上がってしまう。かなり水を撒いた後、徐々に水面が見えてくる」。広告に莫大なコストがかかる時代でした。

  時代は大きく変化します。ソーシャルメディアの登場です。大きく変化したのは、新聞やTVなど既存の媒体枠を超えて情報量が膨大になったこと。そして、これまではいろんな問題を記号化された公式で解いて満足し納得していた人々が、ジレンマなど公式で簡単に解けないものを重視するようになってきたことでした。

  ストーリーは近代化とともに小説やエンターテイメントなどの世界に封じこめられてきましたが、今ビジネスの世界に躍り出つつあります。その証拠に大手コンサルタントなどは記号化され、箇条書きのパワーポイントを使ったプレゼンをやめ、印象的な写真とストーリーで行う新たな試みが出てきています。

  ビジネスコミュニケーションも大きく変わりつつあります。独フォルクスワーゲンや日本の大企業がそうであったように「我々は競争に勝ってNo.1になる」という記号化されたヴィジョンでは社員も社会ももはや熱狂させることはできなくなったことに気づかなければなりません。経営者が描いた未来の中に聞き手が自分の姿を見るようにしなければなりません。将来像をいきいきと描くヴィジョンこそ人をかきたてる力があり、聞き手(社員や消費者)は行動をおこす気になるのです。ヴィジョンはストーリーでしか描くことができません。

  ストーリーはこれからますます重要になります。なぜならばストーリーはいたってシンプルで平等であり、聞き手にとって教育や学識は不要であるし、また時代を超越しているので、老若男女、人種・民族を問わない多様化社会にマッチします。そして聞き手は自然と学ぶ気持ちになるので一回聞いて覚え、この情報過多の中でも記憶に残りやすく、一人歩きします。この中でも最も重要なことは「ストーリーは相手に自ら結論をだす自由を与える」ことなのです。

  近代組織化の中で、報告書やマニュアルは上から下への命令の一つにすぎないものでした。もはや権力(命令)や金をつかって部下や消費者、社会は動かなくなってきたのです。そこでビジネスストーリーが見直されます。小説や映画などのストーリーは構成が複雑に作られていますが、ビジネスストーリーはもっと自由でシンプルです。また社員や消費者そして第三者が見つけたストーリーは企業が出すどんな声明や方針の発表、社長の年頭のあいさつなどより強い力を持ちます。

  最後に付け加えれば、ストーリーはマイナスのストーリーでもプラスにすることもできるのです。私が証券会社にいたころ尊敬する先輩がいて、こんな人が出世してくれたらと思っていたのですが、彼は部下の含み損の隠ぺいの全責任を取って辞職しました。これはマイナスのストーリーですが、もしこんな人がいたというストーリーが一人歩きしていれば社外では悪いことをしたが信用できる会社だと思われ、社内では悪いことを二度とすまいという雰囲気が自然とわいたでしょう。

  ストーリーはどんな些細な話でも相手の人生に大きく影響を与える可能性を持っていることを知るべきです。それをふまえ、自ら発信しようとするいろんな企業のストーリーテリングをサポートし、全世界に広く発信していくすべを開発することが私どもの使命だと思っています。どうぞ今年も企業PR・IRのお手伝いをさせていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

2016年1月5日

株式会社ジパング・ジャパン

代表 吉野晋吾

(The Kyushu Advantage, ザ・九州特区管理人)