「じんざい」をポジショニングすると4つに分けられる。

第2回:「じんざい」をポジショニングすると4つに分けられる。

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企業の「じんざい」を考えてみた。

企業の成長は、時代環境変化への適応力であり、その礎が“人”にあることは言うまでもありません。

日々の仕事のちょっとした変化は、何年も経つと大きな変化になっています。一人ひとりが「自分に気づき、磨き、成長する」こと。その為にも、経験や職制に適合した「考える力」を醸成することが必要です。

企業の「じんざい」も、個人の能力と組織内での活性度によって、4つの領域に分類されます。(第3回に続きます)

 

清野氏 法政大学 講義

株式会社マップス 代表取締役 清野 裕司

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清野裕司のマーケティング・コラム/風を聴く (第88話)

第88話:自己調律する力が弱くなっているように思います。

 親に注意されたことに腹を立て自宅に放火をしたり、祖父母を殺害するといった、聞くに堪えないニュースが多く飛び込んできます。その昔も、親兄弟のいさかい話はありましたが、そのいくつかは家の財産に絡んだ、人間の金銭欲を現したものが多かったような気がします。しかし最近は、何とも短絡的な感情の変化による突発的な行為であることが多いのが気になります。

 なぜこれ程までに、われわれの暮らしのテンポや思考の回路が、瞬間湯沸かし器的なものになってしまったのでしょうか。自分自身の思考の枠を超えたものに対しては、その時点で考えることを停止し、今の自分の思考範囲でのみ物事を判断しているように思えます。その場での耳の痛い指摘は、自分自身の思考の幅を広げるきっかけになるものです。瞬間的に「○×」の二者択一的な判断ではなく、心に留め置いて徐々に自分の解釈を広げていけば、それだけ、ものの見方や考え方にも幅が出てくるものを、折角のチャンスを捨て去っているようなものです。

 人の暮らしは、さまざまな縁が結び合って出来ています。親子の縁は上下の関係。友人・知人の八方に広がる左右の縁。それらの関係のとり方に多様性が乏しくなっているようにも感じます。関係の薄さと共に、広がりの狭さが気になります。「親が子を思い、子が親を思う」お互いの思い遣りの薄さ。その場その場での心の響き合いだけを求め、ある瞬間に起きる不協和音をことさらに嫌う友人関係。どの場面をとっても思考が短絡的です。

 生きることは、瞬間瞬間の変化の積み重ねではありますが、かといってすべての時が自分自身を心地よく包んでくれるわけではないでしょう。不協和音を調律するのも、自分自身です。相手を思いやる心は、長い時の流れの中で徐々に育まれるもの。もっとゆったりと、自分を調律出来る社会でありたいものと思う日が多くなりました。(第89話に続きます)

 

清野氏 法政大学 講義

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