原秀治の“わくわくイノベーション”コラム/地域未来を考える(第22話)

第22話:答えを出す考え方

仮説思考という考え方があります。

仮説とは、現時点で最も答えに近いと思われる「仮の答え」のことです。

業績の良い経営者やビジネスマンに共通している特徴は、一般の人よりも答えを出すのが早いことです。

なぜ、一般人よりも答えを出すのが早いのでしょうか?

知識や経験、対話、手元にある少ない情報から、仮の答えとなるストーリーを描くことに長けているのです。そして、仮の答えを実験する失敗を恐れない勇気と行動の速さ、行動の結果を振り返る謙虚な姿勢があります。

一方で、答えを出すのが遅い人は、無駄な情報収集に時間をかけ、情報の洪水に悩まされています。つまり、答え探しに時間をかけているのです。答えのない時代に答え探しに時間をかけたところで、出る答えは現状維持または他事例を真似するだけです。

答える力を身に付けるコツは、答え探しではなく、少ない情報の中から自分の頭で仮の答えを考え、失敗を恐れずに行動して振り返りながら答えを創りだすことです。

理科の実験のように、仮説⇒実験⇒検証を繰り返すことで能力は向上していきます。

一般人が9割を既存情報に頼るのに対し、仮説思考型は2割程度しか情報に頼らないとも言われています。

答えを出すには、不正解を気にせずに仮の答えを早く考え、フィードバックにより揉まれながら答えに進化させることが必要です。

そのためには、行動と検証の技が成功の鍵となります。

仮説思考により、経営者やリーダーに欠かせない先を読む力、少ない情報で意思決定する判断力決断力が身につけられます。(第23話に続きます)

 

毎月開催している「わくわくイノベーション塾」では、参加者の想いと対話を重視した「オープンな共創の場」の提供により、皆さんと一緒に地域の未来を描いています。

 

  • わくわくイノベーション塾の詳細は、下記リンクの「新着情報」でご覧になれます。

http://www.biznavi.co.jp/news/165.html

https://faavo.jp/fukuoka

 原 秀治 氏

原 秀治 氏

株式会社ビズ・ナビ&カンパニー

シニア・コンサルタント 原 秀治

Eメール:shuji@biznavi.co.jp

URL: http://www.biznavi.co.jp/

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☆原 秀治(はら しゅうじ)

☆所属コンサルティング会社

株式会社 ビズ・ナビ&カンパニー

・シニア コンサルタント(MBA)

・FAAVO福岡(ファンド最高運営責任者)

 

☆専門領域 (企業コンサルティング&研修講師)

・問題解決思考法

・問題解決の交渉術

・未来創造セッション

 

☆開催セミナー&研修(主な実績)

・「わくわくイノベーション塾~地域の未来を考える~」毎月開催

・「地域×クラウドファンディング活用セミナー」随時開催

・「誰でも分かるアイデア発想法」ワークショップ

・「問題解決思考法」研修

・「問題解決のビジネス交渉術」研修

・「問題解決リーダーシップ」研修

・「ロジカル シンキング」研修

・「クリエイティブ シンキング」研修

・「アイデア実現!ビジネスモデル作り」研修

・「地方自治体の政策形成」研修

・「新入社員の心構え」研修

・「プレゼンテーション力」研修

 

☆株式会社 ビズ・ナビ&カンパニー

・福岡市中央区舞鶴3-1-10 セレス赤坂門4F

・tel:092-761-6130

・メール:shuji@biznavi.co.jp

・HP:http://www.biznavi.co.jp/

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清野裕司のマーケティング・コラム/風を聴く (第68話)

第68話:コクーン(cocoon:まゆ)の思考では未来を描けません。

 社会的に何とは無しの淀んだ空気があるように感じます。毎日見聞きするニュースに、明るく気分を高めてくれるものが少ないからでしょうか。国際的な事件や社会制度上の問題に限らず、身近でも驚きを感じさせる事件も起きています。見るに堪えず、聞くに堪えない話題に多く接します。

 こうした社会環境の中で、それでも更に新しいビジネスチャンスを発見しようと心掛けるのがマーケティング・スタッフのもつ宿命的役割です。時代の風に流されると、どうしても暗い話が中心になり、そして、他者のことではなく自分たちのことだけを考える罠に陥ってしまうことがあります。

 一つの商品がヒットをして、多くの生活者に受容されると、一気呵成に同質の商品が溢れかえってくるのも、その現われかと思うことがあります。健康を意識する生活が当たり前になり、自分のことは自分で護る、といった意識の高揚があると、健康の細分化が始まります。「中性脂肪」対応、「血糖値」対応、「疲労回復」対応・・・まさに百花繚乱。受け手である生活者側も、情報や商品機能を峻別するのが大変です。何を、誰を信じればよいのかがはっきりしなくなってしまいます。TVから流れる情報も、どれもこれも身体に良さそうで迷い道にはまってしまうもの。

 相手の立場に立って考えれば、リアルな情報の提供こそが重要であることはわかっているのですが、その状況をどのように伝達するかを熟慮しなければなりません。しかし、いま流行っているものにそのまま乗ってしまう動きが急になります。“業界こぞって”といった動きの中に身を置いていた方が、安全で安心の気分になるのでしょうか。

 ある世界に入り込んでしまうことの怖さがあります。その世界から自分の身を出そうとしなくなってしまうからです。さながら、繭(まゆ:cocoon/コクーン)のように、身を護ることに意識が働くのでしょう。マーケティング・スタッフがコクーンになってしまっては、暗い部屋に閉じこもった引きこもりになってしまいます。マーケティングは、殻を破って未来を描く思考をガイドしているのです。(第69話に続きます)

 

清野氏 九州生産性大学 講義

株式会社マップス 代表取締役 清野 裕司

Eメール: maps@mapscom.co.jp

URL: http://www.mapscom.co.jp

 

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