清野裕司のマーケティング・コラム/風を聴く (第71話)

第71話:「環境」問題は、暮らしにいきる「おもいやり」のこと。

 「環境」の文字に出逢うことが多くなりました。マーケティング・スタッフの仕事を通じて使うビジネス場面での環境は、まさに現在起きているビジネスの「状況」や「様相」のことであり、競争環境・業界環境・社内環境といった言葉が飛び交います。そのまま、競争の様子、業界の状況、社内の雰囲気と置き換えて解釈した方が具体的にイメージが広がります。

 ただ最近は、ビジネスの環境に止まらず広い分野で「環境」の文字に出逢います。地球温暖化に代表される、「地球環境」の問題。都市生活における「都市環境」「生活環境」。更には、人間関係の変化にともなう「社会環境」は、暮らしの変化を言うこともあります。親子関係や兄弟の関係を話題にした「家庭環境」。もちろん自分自身のことを言う「体内環境」「口内環境」を謳った商品広告にも出逢います。

 「環境」と言われると、自分自身の身の回りに対して、常に心しなければならない「思いやり」への警鐘のようにも聞こえてきます。地球上にある諸物を傷めることなく使う心や行動。人間関係を滑らかにする言葉や行動。社会の共有物を大切にする想い。時に自分の身体をいたわる心。その全てを「環境」の言葉で収めてしまうと、先ず何をすべきか、どう対処すべきかの判断がしにくくなってしまうような気がします。

 ビジネス環境、マーケティング環境もしかりです。環境変化に何をすべきか、どうすべきかを考えようとしたとき、「今起きている競争相手の動き」「自社製品の店頭での位置づけ」といった言葉に「環境」を置き換えて考えると、もう少し行動に転化出来そうです。

 自分自身に起きている「環境」問題は何でしょうか。改めてデスク回りの「環境:状況」を見直す。

 

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清野氏 大学 講義

株式会社マップス 代表取締役 清野 裕司

Eメール: maps@mapscom.co.jp

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投稿者:

ジパング・ジャパン

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