清野裕司のマーケティング・コラム/風を聴く (第41話)

第41話:「ひと味」の違いが結果を左右します。まさに「決定力」の差。

 2020年は東京オリンピック。世界が注目するスポーツイベントでは、どうしても日本選手の活躍を期待します。しかし団体競技でよく聞こえてくる言葉に「決定力不足」という声があります。

 同様のことは、ビジネスの現場でも良くあることです。「考え方はうまく決まったのだが、最終的にお客様に納得を得られなかった。」「そこそこの評価はあるものの決定するまでには至らなかった。」といった声です。当人は精一杯の努力をしたとの思いはあるのですが、結果が出ないケースです。「ビジネスは結果が全て」とは思いませんが、それなりの成果が出ないのであれば、企画し実行したこと自体がビジネスとして成立しなくなってしまいます。

 例え事前の準備で、どれ程の時間的な頑張りを見せたとしても、その「時間」に対しては「ご苦労様でした」の声しか得られません。「ありがとう」と握手を求められることはないでしょう。決定力は、そのプロセスの評価ではなく、結果に対する評価です。としたならば、プロセス自体を組み替え、見直していくことが必要になります。何も、日々の仕事全てに結果を求めているわけではありません。しかし、営業であれば「成約」、企画のスタッフであれば「採用」、企業全体で見れば「(目標)達成」が決定すべきことです。その一つひとつに、どのように取り組むのかが問われます。決め手になる「ひと味」を生み出す力です。

 決めるべき場面を想定して、日々120%の力を出すことを実行しなければ、決定の場においては100の答えが出ないと思います。スポーツでもビジネスでも、蓄えた120%の力が噴出する「ひと味」の場面を大切にしたいものです。(第42話に続きます)

清野 裕司 氏
清野 裕司 氏

株式会社マップス 代表取締役 清野 裕司
Eメール: maps@mapscom.co.jp
URL: http://www.mapscom.co.jp

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ジパング・ジャパン

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