清野裕司のマーケティング・コラム/風を聴く (第4話)

第4話:変化に「気づく力」を高めよう

 「マーケティングは市場の変化に対する創造的な適応行動」と言われます。変化に適応するためには、自分自身が変化に敏感でなければなりません。ぼんやりと流れ去る時の中に身を置いていたのでは、車窓から眺める景色の移り変わりを見ているようなものです。企業活動の対象者であるお客様(顧客)は変化をし、企業の経営に影響を及ぼしてきます。

 そのために必要なことは、変化そのものに「気づく」力を高めることです。現在の市場の動きを察知する感性とも言えます。何かを見て、今までとどこか違う、自分の過去の経験だけでは判断できない、書物を通じて知ったこととも何かが違う・・・、と先ずは思う。そこからどうするのかが分かれ道です。何故かと考え込む。しかし、いつか考えたこと自体を忘れてしまうことがあります。でもそれでは「気にする」レベルで止まってしまいます。肝心なことは、「気にして動くこと」です。動きを伴うかどうかが「気づく」力を持っているかどうかの分岐点になるのです。

 オフィスのデスクの上に置いてあったティッシュがなくなっているようだと思い、新しいボックスを買う(またはストックを取りに行く)、という行為が「気づく」ということです。

 「気」は人の精神が外に出る様子をいいます。現在のビジネス環境では、「気づく」力が新しいビジネスの可能性を産み出すと言われます。昨日と今日では、何が違いますか。自分の身の回りに、どんな変化が起きていますか。気づくのは、何としてもそうしなければと、固く構えていれば良いということではなく、気軽な気分で四方に眼をやって、何となく今までにない何かを感じることです。「気」とは眼に見えないもの。自分の心の動きや状態・働きなのです。(第5話に続きます)

株式会社マップス  代表取締役 清野 裕司
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代表取締役 清野 裕司

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ジパング・ジャパン

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