清野裕司のマーケティング・コラム/風を聴く (第111話)

第111話:社会年齢は「八掛け」で考えて丁度いいのかもしれません。

 情報のやり取りが瞬時に行われる時代です。それだけに、今までは知らずに済んでいたことが、こちらから働きかけることなく、ある時は雑音のように飛び込んでくることがあります。何となく時の流れも今まで以上に早いように感じてしまい、歳を重ねるのも、少なくとも20年前に比べると、一段と早くなっているような感覚に陥ってしまいます。

 だからでしょうか、今まででは想定出来なかった年齢での出来事に出会うことが多くなったように感じます。何も社会的な犯罪にかかわることだけではありません。ビジネス空間での出来事や出会いです。

 少なくとも、この程度のことは、30歳にもなれば当然出来るだろう・・・ということが出来ない。この程度の知識であれば、既に20台半ばで知っているのが当たり前ではないか・・・と思って接していると知らない。幼い頃から、自分の頭と自分の言葉で、目の前に起きた現象や事象を説明する癖を付けてきたのだろうか、他者が準備したマニュアルに沿って、決められたルールに則った行動だけを繰り返してきたのではないかと疑ってしまいます。人はさまざまな思考をする生き物です。そして、自分なりの気付きを自分の知恵に転換できる能力を持つものです。どうやら、そのような考えも当てはまらなくなってきているのでしょうか。

 従前に比べれば、確かに社会の変化が早いと思います。昨日まで新しいと言われていたことが、今日既に過去のものとして紹介されることすらあります。変化が激しいと、現象に対する感覚が、逆に鈍くなるのかもしれません。どうやら、社会的年齢も少し割り引いて考えておかないと、過去の常識とかけ離れてしまいそうです。20年、30年前のビジネス常識から判断すれば、八掛けくらいで想定した方がよいのかも知れません。今の30歳は、かつての24歳。40歳は32歳。時の変化の早さが、逆に内面的知の進化を後追いさせているように感じることがあります。(第112話に続きます)

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 2016年11月の九州生産性本部での授業風景
株式会社マップス 
代表取締役 清野 裕司

当ブログの寄稿記事を元に加筆編集しました新書が出ましたので是非お読みください。

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「清野裕司のマーケティング考 風を聴く」

今、経営に新たな思考力が求められています。市場にはどのような風が吹いているのでしょうか。風の音に耳を澄ませていると、次代に向けた風の通り道から、マーケティング思考で未来への道標が浮かんでくるかもしれません。それはまた、自分の心に吹く風の音を聴くことにも繋がるのではないか考えました。

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投稿者:

ジパング・ジャパン

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